今年度、本校は「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」の研修校となっております。
この事業は、震災と復興に関する地域課題探究学習をとおして、福島における震災、復興、そして未来について、自分の考えを持ち、自分の言葉で語ることのできる高校生を育成することが目的で、このような高校生を「高校生語り部」と呼ぶそうです。
10月7日(木)、本校からは1学年の総合的な探究の時間で「防災」「歴史・文化」「社会・政経」それぞれのゼミに所属する28名の生徒が研修に参加しました。
伝承館内には、さまざまな資料や証言、事故調査の記録をもとに震災前後の状況が克明に描かれていました。
語り部講話では複合災害を経験した方の生の声を聞くことができました。
そして、フィールドワークでは双葉町周辺の現状を目の当たりにすることができ、津波や原子力災害で被災した施設や復興の状況を見て多くのものを学びました。
この研修はとても有意義でした。参加した28名の1年生は、これから「高校生語り部」として研修の成果を発信していくことになります。




10月3日(日)、ふくしま高校生社会活動コンテストが開催され、予選審査を通過した県内12団体による本選が行われました。
初参加となる本校からは志賀小春さん(3年2組)、松崎滉平さん(3年4組)、奥山海翔さん(3年5組)の3名が学校代表として参加し、4月に行われた「滝桜観光ボランティア」について発表しました。
前日までに事前の打ち合わせやリハーサルを終え、いざ当日の本選へ。
本選はオンラインでの開催となりました。
参加団体はそれぞれの持ち味を活かしながら、調査や研究内容、これからの展望と課題等について述べ、個性豊かな発想にもとづいた発表が続きました。
本校の3名も、息の合ったコンビネーションで立派に発表を終えることができました。
審査の結果、本校は社会貢献賞をいただきました。




9月30日(木)5・6校時、1学年の「総合的な探究の時間」において、CLUB VIVO代表の渡部友紀様を講師としてお招きし、講演会を開催しました。
渡部様は郡山市喜久田にある有限会社ラ・ビータにお勤めの傍らで、三春町内鷹巣地区で森づくりや里山改善活動に携われております。
「落ち葉ステーション」や「バイオトイレ」そして「マウンド作り」など、初めて耳にする言葉もたくさんありましたが、渡部様のお話はたいへんわかりやすく、身近な自然環境についてあらためて見つめ直すことができました。
これからは、いよいよ各ゼミに分かれて専門的な活動へと移っていきます。



9月16日(木)、東京パラリンピック車椅子ラグビーに出場した橋本勝也選手が母校に凱旋報告しました。
橋本選手からは、尾形校長へ銅メダル獲得を報告するとともに、これまでの応援と支援に対してのお礼が述べられました。本校の生徒からも銅メダルのお祝いと質問をさせて頂きました。一つ一つの質問に対し、丁寧にしっかりとした受け答えをしてくれる橋本君から、生徒達は大切な事を学ばせて頂きました。(橋本選手と生徒との懇談の様子は動画でご覧下さい)最後に生徒達はそれぞれがメダルを実際に首に懸けるという非常に貴重な経験をさせて頂きました。
橋本選手 夢と感動をありがとうございました!
【動画内容】
①0:00~ 校長との懇談
②2:00~ 車いすラグビーに出会ったきっかけ
③5:43~ 仕事と練習の両立について
④9:56~ タックルするときの気持ち
⑤11:11~ メダルをとった時の気持ち
⑥14:07~ 競技を続けるための秘訣
⑦17:48~ つらいときの乗り越え方
⑧24:00~ 負けたときの気持ちの切り替え方 チームの士気の上げ方

9月16日(木)5校時、福島トンボ株式会社営業部部長の竹島洋也様を講師としてお招きし、1年生を対象に制服着こなしセミナーを開催しました。
このセミナーは、本校では毎年恒例の学年行事となっております。
「人は見た目で判断されてしまう。一目見て相手の内面までを知ることは出来ないが、だらしない格好をしていると、悪い印象が一瞬で植え付けられてしまう。」
「制服はフォーマルなもの。格好良さや可愛さを表現するカジュアルな私服とは違う。」
「田村高校の制服を着るということは、周囲に自分が田村高校生であることを示していること。着こなし次第で学校に対する評価も変わってくる。」
竹島様のお話はたいへんわかりやすく、講話をとおして1学年の生徒諸君は「制服をきちんと着こなす」ことの大切さを再確認しました。



9月13日(月)、3年生の就職希望者を対象に就職試験受験者激励会が行われました。
尾形校長からの激励の言葉に背中を押されたあと、3学年主任の橋本敦子先生、進路指導主任の羽田孝明先生からはそれぞれ思いが込められた力強いメッセージをいただきました。
生徒を代表して松本きらりさん(3年4組)が激励会開催へのお礼と内定獲得への決意を述べ、会恒例の内定祈願では武田瑠美さん(3年3組)と奥山海翔さん(3年5組)が「だるまの目入れ」を行いました。
就職試験は9月16日(木)より解禁となります。
心身ともに万全の状態で試験に臨み、進路実現を果たせるよう心よりお祈りしています。
頑張れ、3年生!!



8月18日(水)、東京オリンピック男子ウエイトリフティング67Kg級に出場した近内三孝選手が来校しました。
近内選手は、尾形校長へ7位入賞を報告するとともに、これまでの応援と支援に対する感謝の言葉を述べました。尾形校長からは、万全の状態でなかったにもかかわらず見事7位入賞を果たした近内選手を本校関係者一同が誇りに思っていること、田村高校の後輩たちへ大きな夢と感動を与えてくれたことへの感謝、そして、これまでの努力に対する労いの言葉などがかけられました。
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数日前に帰省していた近内選手は、時間を見つけてはウエイトリフティング部の練習場へと足を運び、後輩たちへの指導もしてくれました。ともに汗を流すことができた部員にとって、この夏の大きな思い出になったことと思います。
近内選手の視線はすでにパリを向いているようです。
近内選手、あらためて東京オリンピックお疲れさまでした。感動をありがとう。

近内選手(中央)を囲んで先生方と記念の一枚(2021/08/08)
8/6(金)、令和3年度田村高校「学校見学会」を開催しました。
新型コロナウイルス感染拡大防止および熱中症対策に万全を期すため、今年度は全体会を行わず、学校紹介や部活動紹介、入試や学校パンフレットについての説明などをまとめたVTRを、参加者が少人数の班に分かれて各教室で視聴しました。
また、当初予定していた部活動体験も、 感染者拡大傾向の現状を鑑みて中止とし、 部活動顧問や生徒による部紹介と部活動見学へ変更しました。
朝から蝉時雨が響き渡る暑さの厳しい一日でしたが、 参加した中学生の皆さん、田村高校「学校見学会」 はいかがでしたか。多くの皆さんが田村高校を志望校に選び、 来春から皆さんを新しい田村高校の一員としてお迎えしたいと、 教職員一同心よりお待ちしています。
保護者の皆様、中学校の先生方におかれましては、 当日の送迎や引率等、たいへんお世話になりました。 開催直前での実施内容の一部変更にともなうご対応にも改めて感謝 申し上げます。ありがとうございました。
田村高校は、「田高再生」をキャッチフレーズに、 地域の方々と協働しながら、魅力向上に努めて参りますので、 今後とも、何卒よろしくお願いいたします。

当日朝、受付の様子

学校紹介VTRの視聴(教室)

学校紹介VTRの視聴(視聴覚室)

学校紹介VTRの視聴(視聴覚室)

学校紹介VTRの視聴(PC室)

部活動見学(合唱部)

部活動見学(吹奏楽部)
部活動見学(弓道部)