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お知らせ 惜敗 福島2020夏季高校野球大会 

 7月26日(日)ヨーク開成山スタジアムにおきまして、3回戦郡山高校と対戦し、延長10回の末逆転サヨナラで敗退しました。互いに母校の誇りと意地を賭けた熱戦でありました。

 初回先制を許しましたが、5回2本の長打を絡めて一挙に4点を挙げ逆転、その裏に、2点を返され、8回に1点を追加され、同点で9回を終了。今大会の特別規定により、10回より無死1・2塁からのタイブレークを行い、10回表1点を加点し、その裏、相手の犠打失敗後、一死1・2塁から左翼長打を打たれ、サヨナラ負けを喫しました。

 互いに力を出し切る総力戦で、先制され、逆転し、追いつかれ、また突き放すという、正に、「これぞ高校野球」という試合展開でした。

 当日は、夜に雨が降りスタンドの椅子も濡れていました。今回ベンチ入りメンバーから外れた3年生が中心となり、自ら率先してその濡れた椅子を拭いて、ご声援してくださる方々が濡れないようにと敵味方の場所関係なく、黙々と自分の役割を果たす姿がありました。このチームの「強さ」が垣間見れた瞬間でした。さまざまな面で成長してくれた選手の姿がそこにありました。

 この試合のグランドでの躍動、ベンチからグランドの仲間を全力の声で鼓舞する姿、朝のスタンドでの行動に心が熱くなりました。監督は常々、目標は「甲子園で勝つ」、目的は「高校野球を通して人として成長すること」を熱く語ってきました。甲子園出場が無くなった今だからこそ、本校野球部の「真価」が問われた今大会でもありました。果たして、3年生が中心となり、部員全員でしっかりと目的を体現してくれた姿を頼もしく、誇りに感じます。そして、その選手を時には心強く、時には優しく送り出してくださいました、保護者様をはじめ、ご支援、ご協力、ご声援頂きました皆様に心より感謝申し上げます。また、対戦した白河実業高校、郡山高校に敬意を表すとともに、郡山高校の必勝ををお祈りいたします。

 最後に、今大会開催に向けてご尽力頂きましたすべての方々へ感謝申し上げます。そして、無事にすべての日程が進むことを祈ります。

 

〇ヨーク開成山スタジアム〇 3回戦 第1試合 試合時間2時間52分

田村 0000400001  5

郡山 1000200102×  6  (延長10回タイブレーク)

(田村)松本優、吉田陽ー吉田広

(郡山)国分、矢上ー小林

 ▷二塁打 小松、田口、郡司、滝川(田) 

      渡辺、安部、伊藤(郡)

 ▷盗 塁 田2 郡1

 ▷失 策 田2 郡1

 ▷安 打 田10 郡⒓

 ▷奪三振 田4 郡4