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植樹活動を行いました

   10月14日(木)・28日(木)の2日間、三春町内のNPO法人「三春楽しい地域づくりの会」の皆様方とともに、紫雲寺散策路一帯で植樹活動を行いました。2日間で200名近くの生徒が参加し、職員も一緒に汗を流しました。

 さて、紫雲寺散策路とはあまり耳慣れない場所ですが、実は旧三春中学校の道路を挟んだ向かい側の丘のことで、本校生のほとんどが毎日の登下校時に必ずや目にしている場所です。JR三春駅から本校へ向かう通学路の途中、担橋を越え八島台交差点を左に入って数十メートル進むと視界上方、正面に見えてくる小高い丘といえばわかりやすいかもしれません。

 

 「三春花の丘」公園計画と呼ばれるこの植樹事業は、一言で言えば未来へつなげる郷土の美しい景観づくりです。一昨年より事業は開始されており、NPO法人の方々が地域住民とともに長期的に植栽に取り組みながら「三春花の丘」の整備と完成を目指しています。

 10月14日(木)は旧三春中学校側の斜面で、2学年の生徒がサクラやツツジの植樹を行いました。

 10月28日(木)は紫雲寺境内付近で、1学年の生徒が80本以上のツツジの植樹を行いました。

 刈られた下草を収集し植樹の場所を確保する係、重い苗木を抱え息を切らしながら運ぶ係、木の根と格闘しながらスコップで穴を掘る係、それぞれが見事な連携で植樹は進んでいきました。晩秋にさしかかった時期にもかかわらず、両日とも生徒の額や首筋に大粒の汗が輝いて見えたのは、季節外れの陽気のせいだけではありません。いつの間にか生徒たちは自ら動き、楽しみ、笑顔を見せながら一生懸命に取り組んでいたからでしょう。

 紫雲寺散策路は、今は何もない丘です。この先、何年先になるかはわかりませんが、生徒たちが植樹したサクラの苗木やツツジはいつか立派に生長し、何もないこの丘をやがては地元住民の憩う場に、そして訪れる者の心を癒やし、和ませる、美しい「三春花の丘」へと変えてくれることでしょう。

◇10月14日(木) サクラの苗木

 

◇10月14日(木) 旧三春中学校側斜面での植樹の様子(2年生)

 

◇10月14日(木) 参加者集合写真(2年生)

 

 

 ◆10月28日(木) 紫雲寺側での植樹の様子(1年生)

 

◆10月28日(木) ツツジの植樹(1年生)

 

◆10月28日(木) 参加者集合写真(1年生)