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田高ニュース

東日本大震災・原子力災害伝承館に行ってきました

 今年度、本校は「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」の研修校となっております。

 この事業は、震災と復興に関する地域課題探究学習をとおして、福島における震災、復興、そして未来について、自分の考えを持ち、自分の言葉で語ることのできる高校生を育成することが目的で、このような高校生を「高校生語り部」と呼ぶそうです。

 10月7日(木)、本校からは1学年の総合的な探究の時間で「防災」「歴史・文化」「社会・政経」それぞれのゼミに所属する28名の生徒が研修に参加しました。

 伝承館内には、さまざまな資料や証言、事故調査の記録をもとに震災前後の状況が克明に描かれていました。

 語り部講話では複合災害を経験した方の生の声を聞くことができました。

 そして、フィールドワークでは双葉町周辺の現状を目の当たりにすることができ、津波や原子力災害で被災した施設や復興の状況を見て多くのものを学びました。

 この研修はとても有意義でした。参加した28名の1年生は、これから「高校生語り部」として研修の成果を発信していくことになります。